来る10月7日から16日にかけて、途上国で災害や貧困の中から立ち上がり、地域の復興の先頭に立ってきた3人のリーダーが来日し、東日本大震災の被災地である宮城県石巻市を訪問して、復興にむけた経験の交流と、被災した方々との絆を深めるためのイベントを開催します。3名は、10月1日から 17日(国連「世界反貧困デー」)にかけて日本全国で開催される、世界の貧困問題の解決を求める意思表示のためのキャンペーン「スタンド・アップ テイク・アクション」に合わせて来日します。
来日するのは、インド洋大津波(2004年)に襲われたスリランカで、村の復興・再建に尽力した地域の女性リーダーと、南アフリカ共和国でHIV陽性者の自助グループを結成し、訪問看護やコミュニティづくりを手掛け、地域の「ママ」として活躍している女性リーダーら3名(詳細は以下参照)。9日から石巻市を訪れ、10日に仮設住宅を訪問してコミュニティづくりの経験をシェア。また、11日には、鎌田實・諏訪中央病院名誉院長を迎え、石巻の中央商店街を舞台に「石巻国際まつり」を開催します。
「動く→動かす」では、この企画が、来日する途上国の元気な地域リーダーと一緒に、「世界に開かれた震災復興」を実現し、日本と海外で災害復興や貧困解消に取り組む人々の「国際的な絆」を強めていくきっかけになればと考えています。
※石巻訪問の後は東京で、13日に国会院内集会、14日に市民集会を開催します。また、15日には、東京の国連大学でスタンド・アップ メイン・イベントが開催されます。
【内容】
・鎌田實さん(医師)特別講演
・海外ゲストとトークセッション
・小野くみこさんミニコンサート
・エル・サルバドル コーヒーカフェ
・各NGOブース
・アフリカンミュージックライブ
・石巻獅子振りライブ ほか
※天候により、イベントは変更の可能性があります。
【特別講演】
鎌田實さん(医師、諏訪中央病院名誉院長)
【海外ゲスト】
ニャーナセルバム・バサンタカラさん
(Ms. Gnanaselvam Vasanthakala)
スリランカ東部バッティカロア県「ティルペルンテェライ地域開発協会」所属。04年インド洋大津波に被災。07年に激化した内戦を乗り越えてコミュニティの再建に尽力している30代の現地女性リーダー。
ローズ・タマエ(ママ・ローズ)さん
(Ms. Rose Thamae)
南アフリカ共和国ヨハネスブルク郊外の黒人居住区「オレンジ・ファーム」でHIV陽性者の自助グループ「レット・アス・グロウ」を結成。自身も陽性者としてエイズと闘いながら、戸別訪問ケアや仕事づくり、若いリーダーの養成などを手掛け、地域の「ママ」として活躍。現在58歳。
イブラーヒーム・ムハンマドさん
(Mr. Ibraheem Muhammad)
イラク南部の大都市バスラで、「日本イラク医療支援ネットワーク」(JIM-NET)が行っている、子どもたち対象の保健医療活動や地域の再建に向けた様々な活動を展開している。